9月5日(木)の10時から12時半まで、コープおきなわあっぷるタウン3階会議室において、「沖縄県生協連監事研修会」が開催されました。参加者はコープおきなわ13名、医療生協6名、学校生協3名、琉大生協1名、高齢協3名、県連2名の計28名でした。
昨年の監事研修会は「監事監査の義務と責任」という基本的テーマでの研修でしたが今回は「生協監事監査基準モデル」と「監事監査規則例」の改定を受けて、次年度の各生協総代会での規則改定に向けての具体的な学習が中心でした。
研修は、日本生協連法規会計支援室の塩飽克昭氏から、生協法の改正により強化された監事監査の環境整備の必要性と、改定監事監査規則例の条文の具体的な説明がなされました。事前に各会員生協の監事監査規則を集約して、講義に反映していただきました。また生協連が7月に発行した「改定監事監査ハンドブック」も各自購入して、当日はそれをテキストに進められました。
講義のあとの質疑応答では、「生協は非常勤理事や組合員による監視・監督機能が発揮されているのに、なぜ会社法並みの監事の体制強化(常勤化など)が必要なのか」、「監査事務局のあり方」などでの質問がありました。2時間半の研修でしたが、活発な質疑も行われ、充実したものになりました。