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沖縄県生協連からのお知らせ

憲法講演会を県内6会場で開催

 沖縄県生協連では、11月3日の中部会場を皮切りに、宮古、名護、石垣、与那国、浦添の6会場で憲法講演会を開催しました。推進は、コープおきなわと医療生協が中心となり取り組んだもので、合計150名が参加者しました。講師は、大学教授を退官後の2年前から沖縄に移住してこられた憲法学者の小林武先生です。講演では、「特定秘密保護法は公務員・民間人を問わず、取り扱う人、知ろうとする人、知らせようとする人、知った人全てを怯えさせ、萎縮させる。しかも何が「秘密」かは秘密にされ、裁判でも公開されないし、国の国政調査も及ばないという稀代の悪法である。なぜ、このような悪法をつくるのか、それは憲法の構造そのものを変えていくために必要だからである。つまり戦争をする軍事国家へと進むためには欠かせない治安立法であり、アメリカからも「秘密の共有」のために強く要求されている。日本国憲法は憲法が民衆を守り、民衆が憲法を守ってきた国民の誇りである。自民党憲法改正草案では、本来の基本原理である国家権力をしばる憲法から、国民を国家の付属物にし、個人の人権の上に公益及び公共の秩序を置き、国民は天皇を「戴く」。憲法改正は平和憲法を敵視する軍国主義者が戦争国家へと導く道程なのである。何としても阻止しよう」と語りました。参加者からは「将来の日本の子どもたちが戦争に加担して人殺しをするのかと思うと末恐ろしくなった。憲法9条は絶対に変えてはならない」「この政治のあり方に大変な危機感と怒りをもっていますが、あきらめずに一歩一歩周りとつながり主権者の権利を行使していきたい」など多くの感想が寄せられています。

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